私:「も~ぐも~ぐ、やっぱりチョコレートって最高~。育児の疲れも吹き飛ぶわ~」
娘(1歳):じ~~~・・・(じっと見つめている)まとわりついて欲しがる
こんな経験ないですか?
うっかり子供の前で子供に食べさせたくないものを食べているのが見つかった時。その後が大変だったなんてことはよくありますよね。
我が家の長女は特にアレルギー持ちだったので、チョコに限らずあらゆるものでそれがあったのですが(汗)特にチョコレートに関してはできるだけ小さいうちはあげたくないですよね。
でも、チョコレートっていつから食べても大丈夫なんでしょうか。また、なぜチョコレートはNGなんでしょうか。
また、祖母やパパが知らないうちにあげてしまっていた!?とかもよくありますよね。我が家はアレルギーがなくなってからいつの間にかパパさんが食べさせていたという経験もありました。
今回はそんな子供のチョコレートに関して
- いつから食べていいのか
- 食べてはいけないと言われている理由
- 依存症になることも!?体への影響は?
- みんなの声
これらについてまとめてみましたよ。
子供のチョコレートはいつから食べてもいい?
子供って甘いもの大好きですよね。チョコレートの味を知った日にはそれはもう大喜びな美味しさだと思います。でも、チョコレートは刺激物だし、あんまり早くに与えたくないという人も多いですよね。
では、一体いつから食べても大丈夫なんでしょうか。
チョコレートは何歳からOKなの?
いつから、何歳からという明確な答えはありませんが、チョコレートはあくまでも嗜好品であり、特に食べなくてもよい食品です。なので、できる限り食べさせない方がよいという感じですが・・・。
健診で保健師さんに聞いてみると大体3歳頃からならOKとのことでした。
どうしても大人が食べているとほしがりますし、下の子ならなおさら、上の子が食べているのを欲しがりますよね。なので、上の子は3歳以降に食べさせたという方でも下の子には1歳頃や1歳未満で食べてしまったという方もおられるようです。
では、子供が食べても大丈夫な量とはどれくらいなんでしょうか。
食べてもいい量とは?
3歳頃から食べても大丈夫ということで、いきなりチョコレート菓子を1箱とかはいけません。そんな人はあまりいないかもですが・・・(汗)でもやはり、チョコレートは刺激物ですので、食べすぎは体によくありません。砂糖の量もすごいですから。
というわけでおやつとして子供にあげても大丈夫な量はズバリ!ひとかけら!です。
ひとかけらとは約20g!ほんのすこ~しですね。甘いものは依存性がありますから、たったそれだけで終わりなんて!と思ってしまいます。
それならもっと満腹感のあるおやつを食べさせてあげたいですね。でも、チョコチップの蒸しパンやクッキーなら少しのチョコで満足できますから、チョコレートそのものをおやつにするよりもそういったチョコチップ○○的なものがいいでしょう。
チョコレートの強烈な甘みをダイレクトに味わうよりも、その方が依存性も和らぎそうですね。
食べてはいけないと言われている理由は?
いつから食べても大丈夫かと言うことがわかったところで次は食べてはいけないと言われている理由についてみていきましょう。
食べてはいけない理由として
- 糖分が多い
- 依存症になる可能性がある
- 覚醒作用がある
- アレルギーの原因になる
糖分が多い
チョコレートには大量の砂糖が入っています。糖分は脳に必要な成分と言われていますが、砂糖は料理などにも入っていますし、ついつい摂りすぎてしまいがちです。わざわざおやつで摂取する必要はないんです。
また、糖分をとりすぎることによって虫歯はもちろん肥満の原因にもなります。また、子供でも糖尿病になることもありますし、最近では砂糖の摂りすぎが原因でキレやすくなったり、落ち着きがなくなったりするということも分かっています。
これはおやつ全般に言えることですが、おやつに糖分は必要ないんです。おやつは、食事で補えなかった栄養やカロリーを間食で補ったりするのが目的なので、チョコレートに関しては必要な栄養はないので、わざわざ食べさせる必要はないということになります。
依存症になる可能性がある
チョコレートが依存症になるって知ってますか?少量食べたくらいであれば依存症になることはないですが、欲しがるままに食べさせていると依存症になることもあります。
依存症の原因の鍵は二つ
- セロトニン
- 糖分
セロトニン
チョコレートを食べると幸せな気持ちになりますよね。それはチョコレートを食べるとセロトニンという幸せになるホルモンが分泌されるからなんです。
でも、そのセロトニンは一時的に大きな幸せ感を与えてくれますが、あっという間に消えてしまいます。するとその反動で、イライラしたり精神的に不安定になるんです。するとまた食べたい・・・と思ってしまうんです。
糖分
糖分も同じような仕組みです。糖分を摂ることで、インスリン(血糖値を下げるホルモン)が大量に分泌され、すぐに血糖値が下がります。
でも大量に分泌されたインスリンのせいで血糖値が下がりすぎて低血糖に陥ります。するとイライラしたり興奮したり不安になったりします。それでまたチョコを食べたくなる・・・。
私の父は甘いもの大好きなんですが、甘いものが切れると手が震えると言ってました。これ、糖分中毒ですね。こんなことが子供に起こってしまうのは危険です。
実際落ち着きがなくなったりキレやすくなるというのは糖分のせいだということも分かっていますし、アメリカでは「シュガーハイ」という言葉があるくらいです。ハロウィンでお菓子を大量にもらって甘いものを食べるのでその時期はシュガーハイな子が増えるというのはアメリカでは常識なんです。
気をつけたいですね。
覚醒作用がある
チョコレートの成分である「テオブロミン」は有名ですね。リラックス効果や集中力が高まったりする効能がある成分ですが、これは大人にとっては嬉しい成分ですが、カフェインに似ているのです。
チョコレートを食べることで興奮したり、眠れなくなったりしてしまうので、やはり小さな子供には食べさせない方がよいということになりますね。
アレルギーの原因になる
チョコレートはアレルゲンでもあります。そばや牛乳、大豆、ナッツ類などと同様に、気をつけないといけない食品の一つなんです。
なので特にアレルギー体質のお子さんには注意が必要です。
みんなはどうしてる?
みんなはどうしてるんでしょうか。ネット上からみんなの意見をひろってきました。
1歳から2歳
「保健師さんが1歳半くらいになったら少しくらいならOKって言ってたので1歳半から食べさせた」
「上の子が食べているのを見て欲しがるので1歳ちょうどくらいで食べさせた」
「上の子が食べていた残りを目を離したすきに食べていた」
3歳頃
「なんとなく大丈夫かなと思って、3歳頃からチョコデビューした」という人多数!
一切食べさせない!
「チョコは嗜好品なので4歳を過ぎても食べさせるつもりはない!」
という人も。
ただ、子供が幼稚園に入ったり、小学生になるとお友達との付き合いも増えてなかなか徹底するのは難しいんですよね。
なかには、子供がチョコレートを嫌いになるように、3歳過ぎたらチョコ解禁して、カカオ85%のものを食べさせてチョコ嫌いにさせるなんて人もいました。チョコ嫌いにしてしまうとお友達が食べていてもほしがらないかもしれませんね。
でもチョコの量をほんの少しにしないとテオブロミンの摂り過ぎになっちゃいそうですので気をつけないといけませんよ!
さいごに
- チョコレートは大体3歳頃からOK
- 食べてもよい量は1日に20gまで
- 食べてはいけない理由は糖分が多すぎる・中毒性・覚醒作用がある・アレルゲンであるということ
- ほとんどの人は3歳頃から食べさせている
- 兄弟がいる場合は1歳頃から食べさせている人も多い
私自身、チョコレートは漠然と子供には食べさせたくないと思っているだけですが、こうやって実際に食べさせないほうがよいという理由を見ていると少し怖くなってしまいました。
大人でもチョコレートはやみつきになりますし、体の小さな子供は特に危険ですよね。
実際、私自身は元々チョコレートなんてわざわざ買って食べることがなかったんですが、結婚して主人と一緒に暮らすようになってから、チョコ大好きな主人がただの板チョコをよく買ってきていて、「なんであんな板チョコを食べるんだろう。どうせならチョコチップクッキーとかにしたらいいのに」と思っていました。
でも一緒に何年も暮らしていると、その板チョコをもらう機会があり、それを繰り返していると、いつの間にか私も板チョコを買うようになってました!!
恐ろしい・・・。チョコ中毒とまではいかなくてもチョコにとりつかれてしまったようです(汗)一旦好きになるとやめられませんね・・・。
我が家の場合は長女は食物アレルギーもあったため、チョコデビューは遅かったですが、幼稚園入園の頃には牛乳アレルギーがなくなり、お友達と遊んだりした時にもらったりして、食べるようになりました。
1歳5ヶ月の次女にはまだ食べさせていませんが、上の子が食べているのをほしがるようになるのも時間の問題ですね。チョコに限らずですが、上の子におやつを食べさせる時は見えないところで食べさせています^^