「今と昔、子育てで何が違う?」と、先日母に聞きました。母の答えは「色んなことが今と昔じゃ全然違うけど、医療費助成が本当いい!羨ましいよ。」と・・・。
そうなんです、自治体によっても異なりますが、最近は子供の医療費助成が当たり前になっていますが、昔(私が子供の頃)はなかったんです。
でも、その助成が当たり前になってたら「いつからかかるんだっけ?」と、無料でなくなる時期がいつからなのか焦ってしまうことにもなります。
実は・・・うちの子、先日4歳になったんですが、私の住む市では3歳からは一部負担だったんです。いつも、保険証と医療証だけ持って手ぶらで小児科に行くこともあったため、ちょっと待った〜!と、カバンをゴソゴソ・・・こんな風に慌てないために!
そこで今回は、子供の医療費について
- いつからかかる?
- 医療費助成が始まったのは?
- 医療費助成は何のため?
ということをお話ししたいと思います。
子供の医療費はいつから無料でなくなる?
ズバリ、市町村によって子供の医療費無料期間は異なります。
ちなみに私の住む福岡のある市では、無料期間は生まれてから3歳までです。ですが、長いところでは北海道富良野市では大学や専門学校等、就学中であれば22歳まで無料です。
東京では、区によっても異なりますが、15歳や18歳まで無料というところもあります。そう、この無料期間は市町村によってかなりの差があるので、お住いの地域ごとで確認された方が良いでしょう。
しかし、無料でなくても、ごく少額の一部負担金のみで済むところも多くあります。ちなみに、私が住む市では4歳から600円一部負担金がかかってたんですが、2016年10月からは、その金額が800円になると先日手紙が郵送され・・・そうなんです。途中変更もあるんです。
そして、いつからこの助成がなくなり、一般同様3割負担となるのか?といえば、これも市町村によって異なりますが、中学生までのところが多いようです。もちろん、中には小学生や、沖縄県那覇市のように助成は4歳までと幼稚園入園時期頃からと短いところもあるんです。
それぞれお住いの市町村のホームページにて、この子供の医療費助成については記載がありますので、子供が生まれたら、引っ越したら、チェックするようにしましょう。
医療費助成が始まったのはいつから?
これも、市町村によって差がありますが、平成になってから始まったところが多いようです。しかし、いち早く助成を始めたところでいえば、1970年代前半からのところもあります。
詳しく見ていけば、この医療費助成、開始時期や終わる時期、一部負担金の他、内容が異なることもあるんです。
内容?と疑問に思うかもしれませんが、通院と入院ですね。ほとんどの助成の場合、通院の場合は出るけど、入院の場合は出ないということもあります。さらに言えば、親の所得制限を儲けている市町村もあります。
全国一律にして欲しいとも感じますが、市町村によって開始時期も何もかも、この子供の医療費助成は差があるんですね。
そもそも医療費助成は何のため?
市町村別にこんなに違えば、そもそも医療費助成って何のためなんだ?って気もしますよね。
医療費助成は、開始時期を見ても分かるように、少子化対策の一環で始まりました。子供が少なくなっている現状。もっと子供を多く産んでもらうために、少しでも親の負担を軽くするために、医療費を助成し、子育てしやすい環境を作り出す対策として始まったんです。
それにより、市町村別この医療費助成が大きく異なるということは、医療費助成期間が長い地域は、多く子供を望む、子育てしやすいところですよ!と掲げた意味合いもあるんです。
最後に
- 子供の医療費助成は市町村によって大きく異なる
- 長いところでは北海道富良野市が22歳まで
- 短いところでは沖縄県那覇市が4歳まで
- 平成になって医療費助成が始まりだした
- いち早く始めたところでは1970年代から
- 少子化対策のために、子供を育てやすい環境を作るために始まった
実際、この医療費助成制度に、我が家はかなり助けられています。子供に市販の風邪薬を買ったことはほとんどありません。そのため、病気の悪化も防げていますし、家計も大助かり。
子供が小さいうちは、病院通いの機会も多いので、出来ることなら助成が少しでも長い地域に住みたいなとも思いますしね。