女の子は男の子とは違い、体が成長するにつれ、将来お母さんになる準備として生理が来ます。でも、周りの友達がどんどん生理が始まる中、自分だけが始まっていないと「どうして私は来ないの?」「私は女じゃないの?」などと不安になることもありますよね。
私自身、周りの友達よりも始まるのが遅かったため、不安でした。この気持ちは体験した人にしか分からない誰にも言えないものですよね。今回は、そんな方の不安を少しでもなくせるように、女の子の生理について
- いつからが一般的?
- 遅いのはおかしい?
- 前兆は?
- 始まる前の準備グッズ
をお話したいと思います。
女の子の生理はいつから?一般的な初潮の時期は?
この生理が開始するのは女性ホルモンであるエストロゲンが卵巣から放出されるようになるからなんですが、目安として
- 12歳頃
- 身長152cmになったら
- 体重42.9kgになったら
というのが平均として言われています。ですが、これはあくまでも平均ですね。だいたい
- 小学6年生~中学1年生
で始まる子が多いようです。
生理がなかなか始まらない!初潮が遅いのはおかしい?
中学2年生になっても始まってないのはおかしい?そんな不安を抱える人も多くいますよね。早いから良い、悪いからいけないということはありません。ただ一般的な正常範囲として
- 10歳~16歳
の間に始まれば、個人差はあっても正常範囲とされています。
ですが、日本人の女の子100人に1人の割合で、遅発月経が見られることもあります。どうしてそうなるかというと・・・
- 視床下部からの刺激が弱い
- 下垂体からの刺激が弱い
- 子宮や膣の血管
- ダイエットによる影響
- 卵巣機能障害
などの影響で生理が始まらないこともあります。なので、平均年齢を超すようならば、一度婦人科で検査をしてみた方が良いかもしれません。
生理が始まる前の前兆はある?
まだかな?いつ始まるのかな?と不安な場合も多くありますよね。実は生理が始まる前に、前兆が現れることもあるんです。私自身ありました。
- 胸が張ってくる
- 毛が生える
- 体つきが変わる
- 熱っぽくなる
ホルモンバランスの変化により、体に様々な変化が出てきます。私の場合、胸が張ったようになり、大きな塊のような感触が胸にあり、母と病院を受診すると「乳玉だね。」と言われたことがあります。初めて聞いた言葉に母も私もびっくりしたんですが、同じような変化が現れた友達も数人いました。
また、わき毛や陰毛が生えて、体が丸みを帯びた女性らしい体つきに変化してきたり、少し熱っぽく、だるさを感じたり、朝の低血圧等を感じるようになったのもこの時期で、色々な病院に行き検査したものの、原因が見つからず、おかしいと思っていた頃に、生理が始まりました。
生理が始まったらバランスが整うまでは生理周期にも乱れがあったり、体調不良もあったんですが、生理の落ち着きと共に体調も落ち着いたのを覚えています。
生理がいつ来てもいいように準備が大切!
でも、急に生理が始まってしまうと、慌てます。お母さんの生理用ショーツを借りる子も少なくありませんが、なかなかお母さんと体型が同じという子も少ないですよね。
- 生理用ショーツ2~3枚
- ナプキン
- ナプキン入れ用ポーチ
を予めいつ始まっても良いように準備しておきましょう。ショーツやナプキンはお母さんのを借りることができても、学校に持って行く用の丁度良い大きさの可愛いポーチがない!ということも多いですからね。
最後に
- 12歳・小学6年生や中学1年生で始まる子が多い
- 10歳~16歳の間で始まるのが正常範囲
- あまりに遅い場合は、何らかの原因があるかも
- 女性らしい体になる準備が徐々に始まり生理になる
- ショーツ・ナプキン・ポーチの準備を万端に
ちなみに、早く始まったから良い、遅く始まったから悪いということはないので、自分を基準に周りの友達を気持ち的に追い込むようなことはやめましょうね。それぞれ体にも違いがあるように、ホルモンバランスにも違いがあります。そして、お母さんはそろそろかな?と思ったらお赤飯の準備も忘れずに。女性の体になった、おめでたい記念日ですからね。