足元をおしゃれにしてくれたり、細く見せてくれたり、防寒にもなるブーツ。でも、ブーツっていつから履くものなのでしょう?
暑い季節が終わるとブーツを履きたくなります。おしゃれは先取りと言いますが、アパレル関係で働いていた時、いち早くブーツを履いたものの、暑くて蒸れるし、お客さんからは「もうそんな季節?でも、暑そうだね〜。見てる方も暑苦しいわ。」と言われたことがあります。
そうなんです。時期を見極めることが大事!今回は、そんなブーツについて
- 履き始める時期
- いつまで履ける?
- ブーツが場違いな場
をご説明いたします。
ブーツはいつから?目安となる時期は?
- 9月・10月からが多い
さすがに、7月8月のブーツは見た目にも体感的にも暑く、履く人はほとんど見かけることはないでしょう。ですが、秋物が店頭に並び出す9月くらいからブーツを履く人も出てきて、一般的にブーツを履く人を多く目にし出すのは、10月からです。
ですが、ブーツにも種類があります。それぞれについてご説明すると・・・
- アンクルブーツ・・・9月~
- ショートブーツ・・・9月~
- ロングブーツ・・・10月後半~
- ムートンブーツ・・・11月~
というのが一般的なようです。ですが、中にはオープントゥーになってるブーツや、通気性の良いスプリングブーツなどもあり、それらなら、もっと早めの夏の終わりから履く人も多いでしょう。
ですが・・・もちろんこれは、地域別ということも関係します。北海道と沖縄では同じ月でも温度差がありますからね。基本的には紅葉が見れる季節(気温15度くらい)から履き始めるのが多いようです。
ブーツを履くのはいつまで?
- 2月まで
基本的にブーツは、冬の履き物です。その為、春になるとブーツは時期外れとなります。春になると柔らかな明るい色が多く出回る為、ブーツは重く暗く感じてしまうんです。
中には、スプリングブーツもありますが、その場合は白や薄い色味、パステルカラーなどのショート丈のブーツにしましょう。
おしゃれは足元から、いつまでもブーツだと逆にダサくも感じちゃいますからね。
ブーツNGの場所もあるって本当?
ブーツを履くとオシャレに決まるし、気になるふくらはぎも隠せるからと、どこでもここでもブーツを履く人がいますが、実はブーツが場違いとなる場合もあるんです。このマナーを知っておかなきゃ恥をかくことにもなりますよ。
- 冠婚葬祭ではNG
結婚式やお葬式、法事等ではブーツは基本的にマナー違反となります。色を合わせたからといっても、これを知らなきゃ目上の人から「みっともない」「あの人はマナーも知らないんだ」と思われることにもなります。
特にお葬式や法事等では、靴を脱いで上がる機会も多くあり、その場合、いろいろな人がごった返す中、ブーツの脱ぎ履きに手間取っていたら迷惑にもなります。
また、結婚式等、特に冬場は足元が寒いからとブーツを履く方も多いですが、その場合はブーツで行き、式場に着いたらパンプスに履き替えるのが良いでしょう。あくまでも、結婚式ではかかとやつま先のあるパンプスが鉄則です。
最後に
- ブーツを履き始めるのは、9月・10月からが多い
- ブーツにも色々な種類があり、それぞれ時期がある
- 紅葉の季節からが履き始めにおすすめ
- ブーツは2月まで、春になると時期外れになる
- 冠婚葬祭でブーツはマナー違反
ショートブーツだとロングブーツよりは履ける期間が長くありますが、ロングブーツは2~3ヶ月くらいのものなんです。なので、それ以外の間は保管しておくことになります。
次の年にきれいに履けるかどうかは、この保管時期の管理も大切です。ブーツキーパーなどを使い、型崩れしないように保管し、カビがつかないように汗や汚れなどを拭き取り乾燥させてから収納するのが良いでしょう。