山は良いですよね〜。体じゅうで自然を感じることができ、きれいな空気を吸い込むことで頭の中もスッキリ。日頃の嫌なことを忘れられそうです。
どんだけ嫌なこと溜まってるんだ・・・というツッコミは置いといて。実際、ストレス解消にも良い山登り、子供にも体験させてあげたい!と思っちゃいますよね。
今回は、子供と山登りはいつから?という疑問にお答えしつつ、合わせて、子連れの山登りに必要な持ち物や注意点についてお話しします。
子供といつから山登りに行ける?
これは、子供も一緒に歩いて登るのか?背負われて登るのか?この2つのパターンによって答えが違います。
まず、子供をベビーキャリーで背負って登る場合についてご説明します、
背負って登る場合
- 1人でお座りが出来るようになったら
- ベビーフードを食べれるようになったら
- 母乳以外の水分補給がしっかり出来るようになったら
この3点が絶対条件です。まず、お座りが出来ないと、山登り中休憩といっても椅子など休む場所がなく、安定しない場所が多くあります。そこに子供を寝かせるというのは、なかなか不可能。なので、お座りがしっかり出来るようになったらということが重要なんですね。
また、山ではもちろん食料や飲み物は自分達で予め用意したものを食べたり飲んだりするしかありません。背負われてると言っても、風に当たり、揺られ、体力も奪われます。しっかり瓶詰めやレトルトの離乳食を食べれる、ストロー等で水分補給が出来るということが条件になります。
従って、何歳からというより、上記のことが出来るようになったその時が、条件です。
歩いて登る場合
- 日頃からたくさん歩けるようになったら
- 体力がついたら
- お昼寝をしなくなったら
山登りは平坦な道を登るのとは訳が違います。以上がまず初めの条件です。山道で疲れて眠くなっちゃったら、それから子供を背負って登り降りはキャリーがなければ危険も伴いますからね。
年齢としては、早い子で3歳~5歳。ですが、あくまでも安全が確保された2時間以内で登頂できる山が良いでしょう。本格的な山登りは、小学生からがおすすめです。
子供と山登りに必要な持ち物は?
- お弁当
- おやつ
- 水筒
- レジャーシート
- 雨具
- 防寒具
- 着替え
- 抱っこ紐
- オムツ
- 救急道具
食べ物や飲み物は、親同様必要ですが。景色の変わらない道だと飽きてきてしまいます。そんな時、ちょっとつまめるお菓子があると気分転換にもなって良いでしょう。
そして、子供は転んでしまったりということもよくあります。もしもの着替えや救急道具として絆創膏や応急手当が出来る消毒薬があると便利です。
また、山道でトイレ!となった時、「外じゃ出来ない」という子もけっこういます。もしものオムツを用意しておくのがおすすめです。眠くなってしまったり、疲れてしまった時用の小さく収納できる抱っこ紐もあると便利です。
子供と山登りをする時の注意点
今まで、山登りをしてきたお父さんお母さんでも、子供が一緒だと訳が違います。自分だけ頑張れば良かったものを、子供をはげましながら、また怪我をしないよう注意しながら登る必要があります。
- 虫
- 尖った岩場
- 滑りやすい地面
- 危ない崖
- 走り出したくなるような見晴らしのいい場所
全てにおいて注意が必要です。とにかく、子供から絶対に目を離したらいけません。ちょっと目を離したすきにいなくなった・・・家の近所とは訳が違う山。
子供にも予め、
- 親の側から離れない
- 走らない
- ふざけない
- 覗き込まない
など、注意点をよく話して聞かせておくことが大切です。
最後に
- 背負って山登りする場合は、一人座り・離乳食をモリモリ、水分補給が出来るようになってから
- 歩いて登る場合は、2時間以内で登頂できるゆるやかな山なら3~5歳
- 本格的な山登りは、小学生からがおすすめ
- 子供用の持ち物をしっかりチェック
- 子供から目を一瞬たりとも離さない
- 子供に予め注意点を言って聞かせておく
いかがでしたでしょうか?いきなりハードな山を登るのはやめましょう。いくら慣れてる方でも、子供と一緒だと何が起こるか分かりません。安全でゆるやかな山で何度か練習した後に、本格的な山登りへとステップアップするのがオススメです。