「消費税っていつから始まったんだっけ?」

海外では昔から普通に消費税がありましたが、日本は比較的遅くに消費税が導入されました。今では浸透してますが、導入当時は3%とはいえ、みんな混乱してましたね。

それが時を経てあれよあれよという間に次は10%になろうとしています。そんな消費税はいつから始まったんだろうと、最近ふと考えることがあります。

今回は

  • 消費税が始まったのはいつからか
  • 消費税の推移
  • 10%になるのはいつなのか

これらについて調べてみましたよ。

スポンサーリンク

消費税はいつから始まったの?

日本の消費税はいつから始まったのか。

ズバリ答えは1989(昭和63)年4月からです。

第74代内閣総理大臣竹下登内閣の時に野党や世論からの反対を押し切り、強行採決で可決し、1988年12月に「消費税法」が成立し、12月30日に交付され、翌年4月から増税されました。

この時、翌年は平成になっています。昭和天皇の容態が悪化し、毎日のようにテレビの速報で天皇陛下が下血・・・などと報道され、国民が混乱している中でのどさくさにまぎれて可決→導入という感じでした。

竹下登氏の孫、DAIGOは消費税導入した総理の孫ということで、学校などでいじめられたというエピソードは有名ですね(汗)先生からもイヤミを言われたというほど孫というだけで反感を買っていたようです。

学校の先生までもが孫にうらみをぶつけるほど世間は怒り心頭だったんですね・・・。そんなDAIGOは今ではそれをオイシイネタにしてますが・・・。でも当時は辛かったでしょうね。

当時、私は中学生でしたが、買い物したら財布の中にやたら一円玉がたまっていくのが印象に残ってます。今でこそ、サイフの中の一円玉を減らすべくおつりのコインの枚数が少なくなるように計算して渡しますが・・・。

消費税の推移は?

現在、消費税は8%ですが、これまでの消費税の推移についても調べてみましたよ。

1989年に3%から始まり、次が5%、そして8%となりました。これらについてもいつからなのか気になりますよね^^

5%になったのは?

1994(平成6)年11月、村山富市首相の時に消費税を3%から4%に引き上げ、それプラス地方消費税1%で5%という税制関連法案が成立しました。

その後、1997(平成9)年4月、橋本龍太郎首相の時に5パーセントに引き上げられました。

5%になるとちょっとサイフには厳しいですが、なんとなく税金にも慣れてきた上に、5%だと計算しやすいのですんなり受け入れられたという印象があります。

8%になったのは?

8%になったのは皆さん記憶にも新しいと思います。

野田佳彦首相が2012(平成24)年6月に2014(平成26)年に8%→2015(平成27)年に10%に引き上げるという法案を出し、安倍晋三首相が2014(平成26)年4月に8%に引き上げました。

っていうか、つい最近だと思い込んでましたが2014年だったんですね(汗)

で、気になるのは10%に引き上げられる時期ですよね。次で見ていきましょう。

10%に引き上げられるのは?

野田首相が2015年に10%にということは前述の通りですが、延期されました。では、10%になるのはいつからなんでしょう。

2014(平成26)年に安倍首相は2015(平成27)年10月に予定されていた10%への引き上げを2017(平成29)年4月に延期し、その後2016(平成28)年6月、2019(平成31)年10月に延期しました!

5%に引き上げられた時は2%の引き上げとはいえ、まだ税率も少ないですし、計算しやすくなったというメリット(?)もありますが、今回も同様に2%の引き上げでしかも超計算しやすくなりますが、1万円のものを買ったら1000円も消費税がかかるってことですよね・・・。

困ります!!かな~り困りますよ!!国民は!!

1000円で税金100円というのもかなり痛いですよね。

でもこれでも日本の財源は足りないんですよね・・・。北欧の福祉が充実した国々は税率がとても高いです。今一番高いのはハンガリーの27%です。スウェーデンやデンマークなどは25%です。

税率は高いですが、赤ちゃんからお年寄りまで安心して暮せる国なんです。

まぁ、日本が税金をそこまで上げたところで、今までの年金問題などの黒い歴史を見ていると怖いですが・・・。どちらがいいんでしょうね・・・。

まとめ

今回の記事をまとめてみましょう。

  • 消費税が始まったのは1989(昭和63)年4月から
  • 5%になったのは1997(平成9)年4月から
  • 8%になったのは2014(平成26)年4月から
  • 10%になるのは2019(平成31)年10月から(予定)

消費税・・・。本当に悩ましいですよね。必要なのはわかってはいるものの、でも目の前の生活が苦しい状態でどんどん税率が上がっても困りますよね。

景気もなかなかよくならないですし・・・。かといってバブルも怖いですけど・・・(汗)

日本で北欧諸国のように赤ちゃんからお年寄りまで一生安心して暮せるようになる日はいつなのか・・・。

クリーンな政治でみんなが暮しやすい世の中になってほしいものですね。

※記事の情報は2016年9月20日現在のものです。最新情報は随時更新予定です。

スポンサーリンク