「赤ちゃんっていつからスプーンを使えるの?フォークはいつから?」

離乳食を始めた赤ちゃん、最初はママの手から食べさせてあげますが、どんどん成長して・・・

「いつからスプーンの練習をさせたらいいんだろう?」

「フォークはいつから練習したらいいのかな?」

と思うママは多いと思います。私自身、今次女のスプーン・フォークの練習に取り組んでいるところです^^

今日は赤ちゃんのスプーンとフォークについて

  • いつから練習したらいいのか
  • いつから自分で上手に食べられるようになるのか
  • スプーンとフォークの練習の前の準備
  • スプーンとフォークの練習の進め方

これらについてまとめてみましたよ。それではどうぞ~~~♪

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赤ちゃんのスプーン・フォークはいつから自分で使えるようになる?

まずは気になる赤ちゃんのスプーンやフォーク、いつから使えるようになるのかということについてお話ししますね。

いつからスプーンを持たせる?

スプーンを使えるようになるのは、個人差はありますが、一般的に離乳食の完了期の頃、1歳前後から1歳半頃です。最初は食べさせてもらっていた赤ちゃんも、どんどん成長し、大人の真似をするようになってきますよね。

大人が食べている姿を見ることで自分もスプーンやおはしを持ってみたい!と思うようになるのもこの頃です。うちの娘たちも、結構早いうちから私が持っているお箸やスプーンに興味を持って手を伸ばしてきたりしていました。

そんな時はぜひ赤ちゃんに食べさせる用のスプーンとは別に赤ちゃん用のスプーンを持たせてみてあげてみてください。きっと自分で食べようとしたりするはずです。

ついつい危ないからとか、持ったスプーンで遊んでテーブルや床にご飯などが落ちて汚れてしまうからと「ダメダメ~」と抑制してしまいがちですが、そこはぐっと我慢。

興味を持った時が持たせ時です!最初は誰だって上手に使えません。まして、生まれて1年ほどの赤ちゃんがいきなり上手に使えるわけがありませんから。

スプーンだけじゃなく、フォークも持たせてみてあげましょう。スプーンですくうよりも、フォークで刺す方が簡単ですし、刺せたら自分の口にも運びやすいので成功率もあがります。

では、一体いつから自分で上手に食べられるようになるのでしょうか。次で見ていきましょう。

自分で上手に食べられるようになるのはどれくらい?

スプーンに興味を持って、食べ物をすくったり、フォークで刺せるようになってきたら、次はいつから上手にこぼさずに食べられるようになるのかということが気になってきますよね。

これもかなり個人差がありますが、2歳頃から上手に使えるようになるようです。

テーブルなどにこぼしたり、服や口の周りを汚したりしながら、少しずつ少しずつ上手になっていきます。どうしてもママはテーブルが汚れたり服が汚れたりするのが気になってしまいがちですが、失敗は成功の元!見守ってあげましょう。

いっぱいこぼして練習したらきっと早く上達することでしょう。食事後の片づけが大変ですが、床に新聞紙などを敷いたりして、後片付けが簡単にできるようにしておけばラクチンです。

スプーンとフォークの練習の前にしておきたいこと

スプーンとフォークを使える時期については上記の通りですが、練習の前の準備も大切なんです。

手づかみ食べはしっかりと!

赤ちゃんは離乳食初期はママから食べさせてもらうだけですが、自分でも食べようと手を伸ばして自分で手づかみで食べるようになりますね。手づかみ食べが始まるのは生後約9ヶ月の頃です。

すると、困ったことに手は汚れるし、食べ物は床やテーブルに落とされるし・・・で、ついつい制止してしまうという方が多いです。私の周りでも結構いました^^

でもこの手づかみ食べはスプーンとは全然関係ないと思われがちですがすっごく大切なんですよ!

自分で食べたいという欲求を満たしてあげることで、もっと自分で食べたい!→ママと同じようにスプーンで食べたい→お箸を使ってみたい・・・というようにどんどん欲求が高まっていきます。そうすることで早くスプーンを使うことができるようになっていくのだと思います。

また、自分で食べるペースをつかんだり、食べたいものを選んだり、食べ物の温度を感じるといったことも脳の発達には欠かせないことです。

温度に関しては、これはアチチだよ~~~と教えてあげて、ふーふーしながら食べることも教えてあげるとよいですね。

食べさせる用のスプーンと赤ちゃん用を用意!

赤ちゃんがスプーンに興味を持ってきたらママが食べさせる用のスプーンとは別に赤ちゃん用のスプーンを用意しましょう。

最初は上手に使えなくてもいいんです。持つことで興味が高まりますから。そこから自分で食べ物を口に運ぶということを覚えていきます。

自分専用のスプーンだと思うと赤ちゃんも喜びますよ♪

スプーンとフォークの練習の進め方とポイント

赤ちゃんが手づかみをしっかりできるようになってスプーンにも興味を持ってきたら次はスプーンの練習です。

汚れてもよいように、床に新聞紙などを敷いて、袖付きのエプロンを着たら準備完了~!

スプーンとフォークの練習の進め方

  1. まずは、腹が減っては戦はできぬです(笑)最初の何口かはママが食べさせてあげます。
  2. ちょっとお腹が落ち着いたら・・・スプーンに食べ物を少しだけ乗せて持たせてあげてママが手を添えて口まで運びます。これをしばらく繰り返します。
  3. 自分で食べたそうにしていたら自由に食べさせてあげましょう。

練習のポイント

最初は自分で食べたい!と言わんばかりにママの手を振り払って全部こぼしながら口に運ぶこともありますが、それも経験です。数打ちゃあたります(笑)

そのうち口にちゃんと入れることができるようになりますから、見守ってあげてください。なかなか上手に食べられないうちは時々、ママのスプーンでお口に入れてあげてください。

フォークで刺せるものがあれば、フォークで刺して食べさせてあげてみてください。フォークにしっかり刺さるものなら成功率も上がりますから^^

そのうちフォークでも自分で食べられるようになりますよ。

遊び食べをしたら・・・

手づかみ食べの時も、スプーンの練習の時も遊び食べをすることもよくありますが、これも学習なんです。

特に下に落として遊ぶのは、落としたらどうなるんだろう・・・という疑問から来る遊びなので、決していたずらをして困らせてやろうというものではないんですよ^^

もちろん、食べ物を粗末にすることはいけないことなので、「食べ物はおもちゃじゃないからね。もったいないからしないでね~」と声をかけながら食べ物を落とさないように促しつつある程度は見守ってあげましょう。

我が家の場合

ちなみにうちの長女は、結構早くから手づかみ食べをしていたように記憶しています。かなり自由に食べさせてましたが、(その分、散らかりようがハンパなかったですが・・・)スプーンを使えるようになったのも、お箸もものすっごく早かったです。

お箸に関しては1歳半になる頃にはお箸にも興味を持ち、(私がスプーン意外にもお箸でも食べさせていたこともあるのですが)1歳10ヶ月の頃、お正月にいきなり黒豆を上手にはさんで食べていてびっくりしたことがあります(笑)。持ち方も大人と同じ持ち方で・・・。

もちろんエジソンのお箸とかみたいなお箸じゃなく、大人の長いお箸です(笑)これには本当にびっくりしました。

2歳になって、梅干しを干す時にはなが~い菜箸でホーロー容器に入った梅を上手に取り出し、ざるに並べるという技も・・・。小学生になった今もちゃんとお箸を上手に使えてますよ。

話がお箸に飛んでしまいましたが、まだまだ関係ないと思っていても赤ちゃんはちゃんと見ています。

今は大人でも正しいお箸の持ち方ができない人も多いですが、周りの大人たちが正しいおはしの持ち方をしていれば、赤ちゃんはちゃんと見ていますので、パパママも正しいおはしの持ち方をしっかり見せてあげましょう。

まとめ

  • 赤ちゃんは離乳食完了の1歳から1歳半頃からスプーンを持って食べるようになる
  • 上手に食べられるようになるのは2歳頃
  • スプーンを使う前にしっかりと手づかみ食べをさせてあげる
  • 食べさせる用のスプーンと赤ちゃん用のスプーンを用意する
  • 練習は少しずつ段階を踏んで

赤ちゃんは大人の真似をするのが大好き。いつからというのは個人差がありますので、興味を持った時が持たせどき。

ママのスプーンを持ちたがったら持たせてあげましょう。食べ物が散らかったり、服が汚れてもいいようにしっかり準備しておけば大丈夫!赤ちゃんの自分で食べたい!大人の真似をしたい!という欲求を満たしてあげることが脳の発達にも体の発達にもいい影響を与えます。

ぜひママもパパも赤ちゃんとの食事を楽しんでくださいね。

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