昔は、「子供の分際で髪を染めるなんて不良の始まりだ!」と怒鳴るお父さん、お母さん多くいましたよね。しかし、最近は不良だから髪を染めているというのではなく、おしゃれの一環で髪染めするのが当たり前となってきています。

ですが、そこに微妙な抵抗を覚えるお母さん、お父さんも多いはず!今回は、子供の髪染めについて

  • いつからなら許せる?
  • 親世代の頃
  • 子供の言い分
  • 社会人として

そんな皆が気になる周りの声を交え、お話したいと思います。

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子供の髪染めいつからなら許せる?皆の声をご紹介

最近では、小学生くらいでも髪を染めてる子を見かけます。でも、これは絶対というかほぼ・・・子供の意思で染めたのではなく、親の意思ですよね。なので、これを除外して考え、いつからなら許せるのでしょう?

  • 高校生以上(校則で決まりがない場合に限る)
  • 高校生以上で親の承諾を得た場合
  • 高校卒業してから

個人的には、高校生になってからと思うのですが……せっかく綺麗なものを持っているのに傷めつけるなんて勿体ない。

 

私の経営する全店では極端な縮毛で園や学校生活で支障をきたす様な場合や、幼少期からの白髪、高校生以上で親御様の承諾がある等の例を除いてはお断りさせて頂いております。

上記のように、高校生から、もしくは美容関係者でも高校生以上で親の承諾を得た場合のみ、としているところが多いようです。でも、高校生でも実際のところ、その学校により校則があります。その校則を破るのはもってのほか!学生の本分は何か?といったとこですよね。

それを考慮したら、本来なら高校を卒業してから・・・という人が実際には多いようです。ですが、こんな意見もあります。

社会人になってからです。それまでは親の責任もあり、育ててもらっている身分。染髪のものには、発ガン性物質や女の子だと子宮や将来の子供に影響する恐れがあります。化粧品も肌に悪いし、体内に塗り込むことで悪質な科学物質が毛穴を通り、蓄積されていく。つまり、身体にあるもの以外の非自然物を摂取することは基本的にからだや将来の子供(子宮、精子、卵子などに)に影響でます。みんなは大丈夫って思ってるみたいですが、何十年か後はわかりません。それでもいいなら社会人で自己責任にて任せるべし。

親は、子供の体を心配するが故に、反対するんですよね。何も世間体がどうのこうのではありません。

親世代はどうしていた?

実はこの問題、何も今に始まったものではありません。親世代でも、直面した問題です。ですが、年頃の子(10代半ば~)の親世代は今40代くらいが多いでしょうか?その頃を考えると、校則はどこも今の学校より厳しかったと思います。

体罰が問題視される現在ですが、昔は校則を守れない生徒がいれば、謹慎処分や先生に叩かれるという行為もありました。実際30代半ばの私の高校生の頃でも、髪を染めてきた生徒が校門で待ち構える風紀指導教諭に捕まり、そのまま職員室に連れて行かれ、男子の場合は問答無用でバリカンで丸刈り、女子は近所の散髪屋に連れて行かれ髪を戻されたといったこともありました。

ですが、今はこういった指導にも問題があると、悪いはずの生徒より、教師の行き過ぎた指導が取り上げられることの多くなった時代です。なので、子供を間違った方向や考えに向かわせないために、教師でなく親がしっかり子供に指導する必要があるんです。

子供には子供の言い分がある?!

ですが、子供には子供の言い分があり「今と昔は違う」と言われれば、それまでです。

  • 周りにも髪を染めてる子が多い
  • 髪染めはオシャレの一環
  • 黒髪、染めないのはダサい

髪を染めていなくても、オシャレな子はオシャレで、いくら髪を染めていてもダサい子はダサい!と声を大にして言いたいところですが、子供のうちは周りに合わせることが何よりも重要!という気持ちになります。

そこは、親も理解を示し、校則の許容範囲、本人の強い意思があればある程度の髪染めも今は目をつぶる必要もあるのかもしれません。逆に1人だけ髪染めを親に許されなかったという理由で、いじめや登校拒否につながる可能性もありますからね。

社会人となれば髪染めはOK?

実は、この親の監視下でなくなった社会人の髪染めも現在問題視されています。昔のように髪を染めているからという理由で、就職試験に落ちるということは少なくなったとはいえ、いい印象を持たない上司も多くいます。

先日、ある大企業の新人教育の話しを伺いました。皆一様に学歴は優れているものの、髪を染めたり、男性の長髪や社会人らしからぬアレンジヘアーが多いとのこと。それを気にするのは企業のトップである50歳以上の方達。しかし、そこに口出ししても「個人の自由」を唱える若者が多いとのことでした。

個人の自由、それはパワハラだ!と言われれば、いくら偉い方でも口を閉じてしまうしかない現状。ですが今一度、本来の社会人としてのあるべき姿を見つめ直し、個人が自分の今いる立場等見つめ直して欲しいですね。

そのためには、マナーや価値観を学生時代のうちから理解しておくことが大事でしょう。それでもどうしても髪を自由にしたい!という場合は、それが許可される職種を選ぶのも方法かもしれませんね。

最後に

  • 校則の範囲で、高校生以降の髪染めが多く許されている
  • 美容院での髪染めは、高校生以上+親の承諾が必須なところも多い
  • 親の世代は学生時代の髪染めは許されず、教師から指導を受けていた
  • 子供の言い分も見逃せない。いじめや登校拒否につながる場合もある
  • 社会人としても、実はこの問題は続いている

私も、親として子供はまだ小学生ですが、今後もちろん校則があるうちは髪染めを許可するつもりはありません。その頃には白髪も増え、髪染めしてたり、若さを取り戻そうと髪を明るくしているかもしれませんが、「お母さんだけ染めてズルい」と言われれば、私自身髪を真っ黒にするつもりです。

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